2010年04月27日
*** 当ブログは2014年5月末に引っ越しました…新しい「紺碧の海」はこちらです ***
ハンス・フォン・シラー著「ツェッペリン:世界航空事業の開拓者」
ハンス・フォン・シラーはエッケナー博士、E.A.レーマン、H.C.フレミングなどと共にDELAGの飛行船船長のひとりであった。
彼は第一次大戦前にドイツ帝国海軍に入り、短い艦隊勤務ののち飛行船乗りとなった。
5隻の海軍飛行船の監視士官を勤め、「L71(LZ113)」の試験飛行では司令として乗船した。
エッケナー博士の同郷人でもあり、戦後DELAGに入って当直士官から飛行船指令の資格を獲得し「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」、「LZ130:グラーフ・ツェッペリン(Ⅱ)」に指令として乗船している。
「LZ129:ヒンデンブルク」がレークハーストで爆発炎上したときは「LZ127」の指令として南米からドイツへの帰途で、大西洋上で無線連絡により事故を知った。
彼の著書「ツェッペリン:世界航空事業の開拓者」はエッケナー博士、ザムト船長の著書とともに常に手元に置いて参照しているが、他の原著と並行して紹介することにした。
"ハンス・フォン・シラー著「ツェッペリン:世界航空事業の開拓者」"へのコメントはまだありません。