2010年03月08日
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西ドイツ映画「菩提樹」
1956年に当時の西ドイツで製作された映画「菩提樹」とその続編を求めた。
作曲家リチャード・ロジャースと作詞家オスカー・ハマースタインのコンビ製作最後のミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」のオリジナル版である。
実話ではあるものの、ドイツによるオーストリア併合に抵抗するオーストリア人を主役にしたものであり、「菩提樹」も「サウンド・オブ・ミュージック」もドイツ、オーストリアで上演されることは稀であるという。
オーストリア海軍で軍功を挙げ、男爵となったトラップ大佐の邸宅は2008年にホテル「ヴィラトラップ」となっているという。
「サウンド・オブ・ミュージック」では基本的な筋書きは踏まえているもののトラップ大佐の人物が大きく変更され、関係者は衝撃をうけたと言われているが、「菩提樹」のほうはマリアの原作に基づいたもので、オーストリア脱出までを描いている(渡米してからの話は「続菩提樹」に続く)。
ちなみに、ジュリー・アンドリュースの好演もあってロジャース・ハマースタインのミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」は大ヒットし、日本でも宝塚が上演したが、2010年には劇団四季による上演も決定している。
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