2009年12月26日
今年の我が家の忘年会
今年の我が家の忘年会は、下関の「くじら館」で実施した。
くじら館は下関市豊前田町で、ユメタワーの近くである。
飲み屋街のはずれで、狭いカウンターの店であるが、奥に一卓だけ座れる席がある。
今回はじめてその座席に上げて貰った。
料理はメニューの中から「日新丸」というセットをお願いした。
九州の地酒「天山」の熱燗を頼むと鯨の付きだしに続いて、尾身の刺身が出た。旨い。
揚げたての竜田揚げである。今年は長須鯨が一頭しか捕れなかったそうである。
クジラの珍味も出てきた。赤く着色されたベーコンも好物である。
クジラのステーキもオバイケもクジラの出汁で炊いた大根も旨い。
塩鯨のお茶漬けを頂いて、唐戸桟橋近くの宿舎まで歩いて帰った。
ホテルはクリスマスのイルミネーションが点灯されていた。
ロビーではクリスマスの器楽演奏など行われていたようであるが、部屋から関門海峡を通る船を見ながら寛いでいると、うとうとしながらTVで放送されていたラストサムライを聞いていた。
そのせいか、制服を着て帯剣を下げて何か式典に参加している夢を見ていた。
起きて湯を浴びたあと、唐戸市場まで行ってみると、朝から鮮魚のほか寿司や丼、河豚汁、雲丹、イクラなどを並べて賑やかに売り込んでいた。
缶ビールやジュースを入れた発泡スチロールの箱には氷が満載である。
朝飯に雲丹イクラ丼を貰って、海岸のベンチで食べた。
部屋に帰って海峡を見ていると、大型のコンテナ船が西航していた。
その航路上には沢山の漁船が居り、汽笛を鳴らしてもなかなか譲ろうとしない。
生活が掛かっているとは言え、これでは何時衝突事故が起きても不思議ではない。
帰りは唐戸桟橋から連絡船で門司にわたり、門司港駅から小倉に出て、
広島までノンストップの新幹線で帰った。
今年も良い我が家の忘年会ができた。
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