2009年10月27日
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世界の艦船11月増刊:「海上保安庁のすべて」
海人社の「世界の艦船」の2009年11月増刊号(通巻714号)である。
「海上保安庁の全タイプ」と題して12頁から38頁までカラー写真が載っているが、要目一覧表がどこにも載っていない。
しかも、このうちコラムが6件挟まっている。
2003年7月増刊号(通巻613号)に「海上保安庁全船艇史」を発行しているので、それを参照せよと言うのであろうか?
従来の同誌では写真の解説に、必ず商船ならば総トン数、艦艇ならば排水量(常備/基準)が記載されていたのであるがこれが省略されることが多くなった。
これでは「主要船艇の比較的新しい写真集」ではないか。
定価も通常号の倍以上するので如何であろうか?
それに、この増刊号は奥付がなかなか見あたらなかった。
何度か見直してみると見出し写真のあと、目次の前に56ミリ×36ミリと実に遠慮げに押しやられていた。
何だか適当に発行しておけばよいと考えているのではないかと勘ぐりたくなる。
残念ながら今回も辛口になってしまった。
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