2009年09月10日
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クルダスの著書「北ドイツロイドの航洋船舶」
- bremen
- 09:26
- カテゴリー:ブレーメンとオイローパ
アーノルド・クルダス著「北ドイツロイドの航洋船舶:1857〜1970年」が送られてきた。
先にアマゾンUSAから購入した「同名書第1部:1857〜1919年」を第1部・第2部を合本して別の出版社から刊行されたもので、アマゾンで購入したときより一桁安い値段で入手することが出来た。
1857年建造の Mwe から船名で数えて714隻をすべて網羅している。
壮観である。
表紙はNDLの「ブレーメン」であるが、1929年に竣工したスーパーライナーではなく、フランスから「パスツール」を購入した5代目「ブレーメン」で、1959年から1971年まで、NDLのフラグシップを務めた船である。
1966年にはスウェーデンから「クングスホルム」を購入した「オイローパ」とともに運航されていた。
第一次大戦後建造され、姉妹船「オイローパ」とともに「モレタニア」など4本煙突船を旧式化し、新らしい客船のイメージを作り上げた名船は4代目「ブレーメン」である(ちなみに、姉妹船「オイローパ」は2代目であった)。
写真や要目のほかにA4で24頁のカラー写真や素晴らしい絵画もあり、眺めているだけで嬉しくなる。
実は今年の7月に見つけて購入したのであるが、その時点では9月25日までに届けるという話であったが、ドイツから8月下旬に発送され、2週間で手許に届いている。
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