2009年09月08日

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浅間丸の一等エントランスホール

AsamamaruEntrance_1.jpg

浅間丸の一等ダイニングホール・エントランスのカラースキーム(部分)である。

アッパーデッキ(Cデッキ)ミドシップのやや前で、中央エレベーターの前から右舷後方を眺めた図である。

階段の傍を通って船尾方向に行けば一等ダイニングホールになる。

左舷側の階段は下のセカンドデッキ(Dデッキ)に降りると右舷側に約百人着席できる、長テーブルの3等ダイニングルームである。
浅間丸の一般配置図(ゼネラルアレンジメント:完成図)には "STEERAGE DINING SALOON(98 SEATS)" とあるが変な表現である。
ステアレッジというのは客室らしい客室もなく雑魚寝状態の、荷物扱いの乗船者たちのことで「ステアレッジ・ダイニング・サロン」という表現自体 変である。
その一般配置図によれば3等客室は "STEERRAGE" と表記されているが、2段寝台の2〜12名で、洗面所やトイレは男女別々に設けられており、トイレやバスも和式のほか洋式も用意されていた。

3等船客をステアレッジと呼ぶと思ったのであろうか?


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