2009年08月21日

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己丑台湾紀行(13) 夕陽に輝く淡水

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陶笛屋さんの脇の路地を通り抜て淡水河畔で川下を眺めると、かつて郵便局のあった裏手にあったガジュマルが繁っている。
その木陰にも人が川風に吹かれながら休んでいる。
河に降りている人も見えた。

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対岸の八里や、河口の漁人礁頭との間を行き来する連絡船を眺めながら、ここでも淡水河の夕陽を眺めている人がいる。
のんびりした良い時間である。

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こちら側の河岸の上流側にはマングローブが繁っているが、戦前そこには水上機の基地があった。
今でもその当時のスロープが残っているそうである。

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陽が西に傾き、淡水河が残照で美しく輝いている。
ここの夕陽の美しさは有名で、観光客向けの絵葉書にもなっている。

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随分、潮も引いてきた。
シオマネキやトビハゼを狙って水鳥が来ることもある。
マングローブの茂みに残っている赤煉瓦の倉庫は戦前穀物倉庫として使われていた。

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祠の提灯も点灯され、良い雰囲気である。
台湾はバイクが多い。狭い路地でも市場に中にも乗り入れてくる。
ここにも何台か駐車している。

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ゆっくり歩いてMRT車站前の広場に来た。
ガジュマルの向こうから夕陽が差し込んで来ていた。

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あまり混み合わないうちに台北に帰ることにした。
MRTの行き先表示の「淡水」も点灯されている。
夕陽を受けながら、1年ぶりに訪れた淡水をあとにした。

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