2009年07月25日

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ブレリオ、ⅩⅠ型で英仏海峡横断

BleriotXI_1.jpg

100年前の1909年7月25日に、ルイ・ブリレオは自己の設計したブリレオⅩⅠ型機で英仏海峡の横断に成功した。

その当時、複葉機が主流であったが、ブリレオⅩⅠ型機はコンパクトにまとめられた単葉機であった。

それまでにブリレオが作った飛行機は複葉機も単葉機もことごとく失敗作で、Ⅷ型でわずかに数百メートル浮いたに過ぎなかった。

ところがⅩⅠ型の設計は大成功で、応じきれないほどの注文を受けた。
それらのなかには世界最初の背面飛行や宙返り、それにアルプス越えに挑戦したものもいる(アルプス越えは成功したものの着陸に失敗して操縦者は重傷を負い、翌日亡くなっている)。

英仏海峡38キロメートルを32分で飛翔した機体は、いまもパリの国立科学技術博物館に提示されているという。


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