2009年07月13日

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読書の楽しみ

LZ120_2.jpg

本を読むことは楽しい。

◎飛行船の製造を制限するロンドン議定書が発効する前に新設計の旅客用飛行船を建造し、その年に国内路線とはいえ100回以上殆ど毎航満席で運航し得たのはなぜか?
◎またL100と呼ばれた謎の飛行船はLZ115なのかLZ119なのか?
◎その飛行船は6発であったのか、10発であったのか?
◎LZ125は12基ものエンジンをどのように搭載しようとしていたのか?
◎初めての本格的旅客飛行船LZ120は誰が基本設計を行ったのか?
など、第一次大戦直後から賠償飛行船LZ126(ZRⅢ:ロサンゼルス)の納入までの期間は謎だらけであった。

クラインハインスは50件を越える参考文献から200件以上の引用により、亡くなる直前まで調査してこれらを明らかにしてくれている。

ブルーリボン客船「ブレーメン」/「オイローパ」の建造経緯や詳細仕様を書き残した船舶研究家クルダスの著書とクラインハインスを読み進めるのが最近の楽しみの一つである。


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