2009年06月30日
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ツェッペリン100周年記念シート(切手:10)
2000年にマーシャル諸島で発行されたツェッペリン飛行船100周年記念切手である。
太平洋のマーシャル諸島は戦前日本が委任統治していた南洋群島の東端ヤルート支庁に含まれていた(当時はマーシャル群島と言っていた)が、現在は米国が信託統治していたが、現在はマーシャル諸島共和国である。
数少ない台湾と国交を結んでいる国の一つである。
主な輸出品はコプラと魚介類であるが、観光業の振興も促進している。
外貨獲得のため切手も発行している。
このシートには4種類の切手が組み合わせられている。
1900年に初めて浮揚に成功した「LZ1」、1928年に完成し、翌年世界周航を行った「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」、1936年に完成し、翌年レークハーストで爆発炎上した「LZ129:ヒンデンブルク」、「ヒンデンブルク」の同型船で1937年に完成した「LZ130:グラーフ・ツェッペリン(Ⅱ)」である。
「LZ1」には姿勢制御用の錘が、「グラーフ・ツェッペリン」の背景にはリオ・デ・ジャネイロが描かれ、「グラーフ・ツェッペリン(Ⅱ)」の背景にはイギリス海峡の白い断崖が、手前にはスピットファイアらしい編隊が描かれている。
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