2009年05月13日

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己丑台湾紀行(3) 松山空港→花蓮

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1便遅れたので予定より1時間遅く松山空港を離陸したが、順調に飛行して17時40分頃、花蓮空港に着陸した。

出口には花蓮のガイドさんが待っていてくれた。
予定では宿舎に行って、夕食のあとにアミ文化村で、民族舞踊を見ることになっていたが、ガイドさんが「これからアミ文化村にご案内しても良いですか?」という。
おそらく、アミ族ショウのタイムスケジュールが1時間遅れたための調整であろう。

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空港から宿舎のパークビューホテルまでは数キロであるが、さらに数キロ南下すると花蓮市の中心部で、そこからさらに南に阿美文化村はあった。

車を降りて土産物屋の並ぶ路地を通って行き着いたところは常設の阿美舞踊ステージであった。
上演中であるのでスタジオの大きなドアをそっと開けて周囲に設けられた観客席に座った。
観光客を引き込んで賑やかに踊っていた。

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人間の目は暗さに応じて自然に瞳孔が開くが、カメラはそうは行かない。
しかもストロボを使うわけにも行かないので、ASA感度を一杯に上げて手持ちである。あまり動かないものは何とか撮れた。

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しかし踊り子達は快活に踊るのでとても掴まえられない。

観客席のなかに民芸品のようなお土産を売りに来るし、カメラマンも居り、お客をステージに案内する係もいる。

ステージが終わって外に出るともう日は陰っていた。
大型観光バスが何台も何台も出て行く。
聞けば、台南、高雄から陸路200キロあまりを走ってくるのだという。

我々の車は女性運転士であったが喧嘩腰でやっと公道に出ることが出来た。

来た道を北上してホテルに着いた。

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この写真はホテルの栞から複写したものである。
朝、太平洋から昇る朝日が見えそうな展望の良い部屋であった。
広島→桃園→松山→花蓮と1日目はめまぐるしかった。

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ダイニングに降りると、用意されていた席は1番テーブルであった。
料理は12項目くらいメニューに並んでいた。
とりあえず、台湾ビールで乾杯である。
こちらの乾杯は、字義通りその都度飲み干して相手に空を確認して貰わなくてはならないので大変そうである。

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この中ほどの皿は旨かったが、辛くて大きい唐辛子が沢山入っていた。
これは少し残したと思う。

しかし、台湾ビールは旨い。

こうして己丑台湾紀行の第1日目は終わった。

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