2009年03月16日
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飛行船四方山話(128): エッケナー博士の自動車
エッケナー博士の車・・。
[区分] 人物・エッケナー博士
[難易度]初級
[問題]
エッケナー博士は自家用車に乗っていました。
その自動車は何だったのでしょうか?
1. メルセデス
2. マイバッハ
3. オペル
4. アウディ
[答] 2
[解説]
ゴットリープ・ダイムラーと協同でエンジンの研究をしていたヴィルヘルム・マイバッハがダイムラー社を退社してツェッペリン伯爵のために1909年に息子のカールとともに設立したのがマイバッハエンジン製作所です。
V型12気筒エンジンはツェッペリン飛行船のエンジンとして開発されたものです。
マイバッハの乗用車は超高級車で、その代表車種マイバッハ・ツェッペリンに対抗出来るのはヒットラーや昭和天皇も乗っていたグローサー・メルセデスくらいでした。
エッケナー博士はマイバッハで仕事場に通っていましたが、社長のカール・マイバッハと友人つきあいをしていたと言われています。
アメリカのグッドイヤー・ツェッペリンからフリードリッヒスハーフェンに派遣されていたハロルド・ディックも通勤途上で乗せて貰っていたと述べています。
ツェッペリン飛行船製造社の主任技師ルートヴィヒ・デューア博士は対照的に晩年まで自転車で通っていたとクラインハインスはその著書に書いています。
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