(旧)紺碧の海

［答］　２

［解説］
第一次大戦中にフランスで捕捉されたドイツ海軍飛行船Ｌ４９の資料を参考に、フィラデルフィアの海軍航空機工場で建造され、レークハーストの飛行船基地で組み立てられました。
１９１９年の夏に設計を開始し、ニュージャージー州レークハーストで１９２２年４月にアセンブリーが開始され、１９２３年９月４日に初飛行しています。
世界最初のヘリウムによって浮揚した飛行船でした。
同船は「シェナンドア」と命名されています。
エンジンは当初３００馬力パッカード１２気筒Ｖ型が６基実装されましたが、第６エンジンはのちに撤去されてます。
１９２５年９月３日、オハイオ州アヴァ上空でスコールに遭い、船体は３つにちぎられて墜落しました。
この事故で乗船していた４３名のうち１４名が犠牲となりました。
この飛行には、のちに米海軍飛行船隊司令となるローゼンダールも中尉として乗務していましたがこの惨事を生き延びています。