2009年01月28日

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飛行船四方山話(84): ヒンデンブルクの航行記録(3)

LZ129Olym.jpg

ヒンデンブルクの航行総括・・。

[区分] 運航・実績
[難易度]中級

[問題]
「LZ129:ヒンデンブルク」は1936年3月4日に初飛行してから翌年5月6日にレークハーストで炎上するまで何回飛行したでしょうか?
ただし、離陸から着陸までを1回の飛行と見なし、1937年5月の航行は数えません。

 1. 18回
 2. 21回
 3. 37回
 4. 63回

[答] 4

[解説]
「ヒンデンブルク」は北米に10回、南米に8回航行しています。
従って、北大西洋を21回、南大西洋を16回横断しています。
北米飛行では、1936年8月の第6回航行で9時間にわたる西部回遊飛行を行っており、南米飛行では1936年3月末に出発した第1回航行でレシフェに寄港し、11月から12月に掛けての飛行で、リオから南ブラジル回遊飛行をしているので離陸/着陸回数は、北米21回、南米18回になります。
このほか、試運転飛行を含めたドイツ国内の飛行をあわせると離着陸回数は63回になります。
合計飛行時間は3088時間36分、飛行距離は33万7129kmとなり、乗客3059名、郵便物8869kg、貨物9753kgを運んでいます。


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