2009年01月21日

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飛行船四方山話(77): グラーフ・ツェッペリンの訪問地(3)

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次はアジア・・。

[区分] 運航・訪問地
[難易度]中級

[問題]
「グラーフ・ツェッペリン」は広範囲に飛行していますが、アジアでは霞ヶ浦にしか着陸していません。
しかし、アジアの幾つかの国を上空から訪問しています。
次のうち、同船が訪問していないところはどこでしょう?

 1. パレスチナ(イスラエル)
 2. ヨルダン
 3. トルコ
 4. レバノン

[答] 4

[解説]
「グラーフ・ツェッペリン」は1929年の世界一周で、アジアではロシア(シベリア)と日本の上空を飛行しました。
同年3月に最初のオリエント飛行を行い、パレスチナ、ヨルダンへ行っています。
死海で高度マイナス156mを飛び、そこからコンスタンチノープルを通って帰る予定でしたが黒海上空が悪天候であったためギリシャからアドリア海経由ハンガリー、オーストリアを通って帰投しています。
このとき、トルコ沿岸をかすめていますが、レバノンやシリアを通っていなかったと思います。
ヨーロッパの人は、トルコから中近東もアジアという感覚らしいのですが我々にはアジアという実感が湧かないところです。

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