2009年01月02日
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飛行船四方山話(58): 海軍飛行船長であったのは誰か?
DELAGの飛行船船長には陸軍や海軍の飛行船船長経験者もいた・・。
[区分] 人物・船長
[級] 中級
[問題]
DELAG(および後のDZR)の飛行船船長には、第一次大戦で陸軍あるいは海軍飛行船の指揮をとっていた人もいました。
海軍飛行船の指揮官経歴を持つ船長は誰でしょうか?
1. エルンスト A.レーマン船長
2. ハンス・フォン・シラー船長
3. H.C.フレミング船長
4. アルバート・ザムト船長
[答] 3
[解説]
「ヒンデンブルク」の事故に乗り合わせていて亡くなったE.A.レーマン船長はLZ90(製造番号LZ60)、LZ96(製造番号LZ68)、LZ120(製造番号LZ90)など第一次世界大戦で陸軍飛行船の指揮を執っていました。
H.C.フレミング船長はL60(製造番号LZ108)、L55(製造番号LZ101)など海軍飛行船の指揮官でした。
ハンス・フォン・シラー船長は、5隻の海軍飛行船の監視士官を経験し、L71(製造番号LZ113)の試験飛行船長を務めています。
ザムト船長は大戦前からDELAGで、ガス嚢担当や昇降舵手として経験を積んでいますが軍務の経験は20歳のころ、志願して2年間歩兵連隊にいたことがあるだけです。
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写真は海軍飛行船L71(製造番号LZ113)
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