2008年12月29日

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飛行船四方山話(54): 中継基地

世界的な空路を開設するには中継基地が必要であった・・。

[区分] 運航・発着場
[級]  初級

[問題]
LZ127:グラーフ・ツェッペリンが大西洋横断定期空路を開設するにあたって、DELAGは繋留マストと浮揚ガスと浮揚ガスの貯蔵所を備えた中継基地を建設しました。
それは何処でしょう?

 1. セヴィリア(スペイン)
 2. レシフェ(ブラジル:ペルナンブコ)
 3. レークハースト(アメリカ)
 4. サンタクルス(ブラジル:リオ・デ・ジャネイロ)

LZ127%40Recife2.jpg

[答] 2

[解説]
エッケナー博士は南米航路を開設するにあたって、リオ・デ・ジャネイロまでの中継点としてブラジル、ペルナンブコ州のレシフェに繋留マストと浮揚ガス・燃料ガスの貯蔵所を建設することを決めました。
ペルナンブコ州の協力も得て郵便局や税関の機能も持たせています。
後年、リオ・デ・ジャネイロのサンタクルスに格納庫を建設するまでは、ここが南米航路の拠点でした。
南米航路まで、ヨーロッパ側の前進基地としてスペインのセヴィリアも利用しており、乗降客のある場合はここにも寄港していました。
ニューヨーク郊外(ニュージャージー州)のレークハーストは北米航路のターミナルとして利用していましたが、ここは米海軍の飛行船基地でした。


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