2008年12月17日
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飛行船四方山話(42): ヒンデンブルクの運航実績
[区分] 運航・実績
[級] 初級
[問題]
「LZ129:ヒンデンブルク」はレークハーストで炎上してしまいましたが、それは何回目の大西洋横断飛行だったでしょうか?
1. 19回目
2. 25回目
3. 35回目
4. 37回目
「答」 4
「解説」
ヒンデンブルクは1936年3月4日に工場試運転飛行を行っていますが、このときには31名の乗客を含め87人が乗船していました。
その後、3回の試験飛行のあと、DZRに引き渡されました。
その後、LZ127:グラーフ・ツェッペリンとの連携飛行を2回実施しています。
1936年3月31日に、乗用車オペルやスポーツ機を載せて最初の南米飛行に出発しました。南米飛行はその後5月25日、7月20日、8月27日、10月21日、11月5日、11月25日、1937年3月16日に出発して、合計8回 海を渡った回数では16回になります。
一方、北米飛行は1936年5月6日に第1回飛行を行い、5月17日、6月19日、6月30日、7月10日、8月5日、8月14日、9月17日、9月26日、10月5日と10往復、20回の渡洋飛行を行っています。
従って、1937年5月3日にフランクフルトを出発した最後の飛行が37回目となります。
ヒンデンブルクはこのほか、1936年8月1日のベルリン・オリンピック飛行、9月14日にニュルンベルクで行われたナチ中央党大会、1937年にはウーデットが飛行機で飛行船に着船飛行の練習をしたり大車輪の活躍でした。
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