2008年12月16日
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飛行船四方山話(41): ツェッペリン飛行船の代理店
飛行船旅行の代理店は大企業であった・・。
[区分] 運航・代理店
[級] 初級
[問題]
ツェッペリン飛行船製造社は運航会社DELAGを作りましたが、旅客や航空貨物扱いのために大企業に代理店になって貰っていました。
その会社は何処でしょうか?
1.北ドイツロイド(NDL)
2.ハンブルク・アメリカ・ライン(HAPAG)
3.ルフトハンザ(DLH)
4.ユンカース(JLF)
[答] 2
[解説]
DELAGではシュヴァーベン(LZ10)、ヴィクトリア・ルイゼ(LZ11)、ハンザ(LZ13)、ザクセン(LZ17)などで遊覧飛行を始めた当初からハンブルク・アメリカ・ライン(HAPAG)を代理店としており、ヴィクトリア・ルイゼなどのポスターにHAPAGの社名を載せていました。
ハンブルク・アメリカ・ライン(HAPAG)は、北ドイツロイド(NDL/NGL)と並ぶドイツ海運の名門でした。
いまはHAPAG・Lloydとしてクルーズ船Europaなどを運航しています。
DELAGはLZ129:ヒンデンブルクの建造資金をドイツ政府から支援してもらうときに、ルフトハンザの系列に入りDZR(ドイツ・ツェッペリン空輸)となりました。
ユンカース空輸社は、ドイツ・ルフトリーデライ(→ドイツ・エアロロイド)と合併してルフトハンザになった一方の航空機運航会社の社名でした。
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