2008年12月14日

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飛行船四方山話(39): ヒンデンブルクが南米まで載せた乗用車

飛行船は人も荷物も郵便も動物も運んだ・・。

[区分] 運航・搭載物
[級]  初級

[問題]
「LZ129:ヒンデンブルク」は、その最初の南米飛行で46名の乗客のほかに乗用車と小型飛行機を載せてリオ・デ・ジャネイロに行きました。その乗用車は何だったのでしょうか?

 1. グローサー・メルセデス
 2. マイバッハ・ツェッペリン
 3. オペル・オリンピア
 4. アウディ・クーペ

Opel.jpg

[答] 3

[解説]
1936年3月19日にDZR(DELAGから再構成され、国策会社としてルフトハンザの系列に入る)に引き渡された「LZ129:ヒンデンブルク」の最初の飛行は南米航路でした。
1936年3月31日に乗客のほかに船体にスポーツ機と乗用車を載せて、レジフェ経由リオ・デ・ジャネイロまで運んでいます。
このとき搭載した乗用車はオペル・オリンピアです。
このときにはリオの郊外、サンタクルスに格納庫が建設されていました。
「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」は南米航路、「LZ129:ヒンデンブルク」は北米航路と思っている人も居ますが、サンタクルスの格納庫はヒンデンブルクを収容するために建造されたものです。

写真はクラインハインス著「Die groen Zeppeline」からの転載

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