2008年10月24日

*** 当ブログは2014年5月末に引っ越しました…新しい「紺碧の海」はこちらです ***

10月24日

Bild176.jpg

10月24日には歴史上大事件が幾つか起きている。

1886年には紀州沖でイギリス船ノルマントン号が沈没し、日本人乗客全員が死亡している。
イギリス人、ドイツ人など白人の乗組員は全員されており、国内ではごうごうたる非難が沸き起こったが、当時治外法権で船長や船員を裁くことは出来なかった。
これに憤った山田猪三郎は海難救助用浮き輪や救命艇の開発を行っている。
後に山田は山田気球製作所で日本で最初の飛行船「山田式1号」を製作した人物として知られている。

1929年のこの日は、暗黒の木曜日として知られるニューヨーク株式市場で大暴落が起こり、世界恐慌が始まった。
この世界恐慌が各国の経済不安を呼び第二次世界大戦の遠因となった。
そして79年後の10月、またしても世界的な株の暴落が起こっている。
資本主義の悪しき一面は未だに解消されていないようである。
「LZ-127:グラーフ・ツェッペリン」が世界周航を終えて母港フリードリッヒスハーフェンに戻った翌月のことであった。
エッケナー博士は、帰航をレーマン船長に委ねてアメリカに残り、独米それぞれ2隻の大型飛行船を運航する計画の詰めの打ち合わせをしていたが、この恐慌で水泡に帰してしまった。

1944年にはシブヤン海海戦で戦艦武蔵が沈没している。

そして戦後の1945年、当時のソヴィエト連邦が国際連合憲章を批准したので発効に必要な20ヵ国の批准が得られ国際連合が発効した。
このため10月24日は国連の日にもなっている。


Comment on "10月24日"

"10月24日"へのコメントはまだありません。