2008年09月24日
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秋の広島城
秋になったので、久しぶりに広島城のあたりを歩いてみた。
朝の空模様では降るかも知れないと思ったが時間が経つにつれて良い日和になった。
新交通は「城北」から街中に入るのでこの手前で地下に潜る。
そこから内堀の西側を歩くと、文部大臣を務めた灘尾弘吉の銅像が建っていた。
内堀の東側には首相を務めた池田勇人の銅像もある。
これより少し大きいかも知れない。
灘尾弘吉の立っているところからバス道を隔てて、最近再建された加藤友三郎の銅像も建っていた。
その東側には長崎の平和祈念像の作者である北村西望の「飛躍」の像もある。
これはライオンズクラブが市に寄贈したもので、鯉城にちなんで躍動する鯉を表現している。
西望の彫刻によく見られる銀色塗装が施されている。
そこから少し東に行くと広島城の大手門である。
これは近年資料を参考に再建されたものである。
天守閣は終戦まで残っていたが、原子爆弾で倒壊して、不法建築の建材になったり薪になってしまった。
戦後、復興博覧会ではりぼての城が造られたことがあったが、現在の城はその後建てられたコンクリート城である。
終戦後まで、現在市民球場のあたりにあった護国神社が広島城の本丸馬場に移設されいる。
日清戦争で広島に設置された大本営も広島城本丸に礎石だけ残っている。
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