2008年08月26日
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「世界の艦船」10月号
標記雑誌の発売日なので、雨の降り出す前に近くの書店に出掛けた。
今回はあまり興味をひく内容がなかった。
珍しく浚渫船が採りあげられていたので作業船の開発担当をやっていた時期を思い出す程度であった。
「内外商船ニュース」の項に、世界一周に出掛けたピースボートのクリッパー・パシフィックが、7月にニューヨーク港のPSC検査で船体・救命・安全設備など66ヵ所に問題点を指摘され出港を差し止められた件が載っていた。
みっともないことである。
仮修理でフロリダ州タンパに回航し、修理ドックで外板の張り替えなど1週間以上にわたって工事が施工されたという。
そのほかでは、長らく鳥羽港にミュージアムとして繋留され、1996年7月にスクラップとして中国に売却されていた大阪商船の旧「ぶらじる丸」が、湛江で「海上都市」という名前でレストランやパビリオンを含む観光施設になっているという記事があった。
他の国ではあり得ないことでも、あの国ではあり得るのだと考えよう。
関連があるのかないのか、五島列島沖で長さ32m、直径4.4mの巨大な円筒が漂流していたという。こんなものを海に放置して見つかるまで黙っておくというのも常識では考えられない。
「内外商船ニュース」の欄では小さな扱いながら「船の文化検定」スタートが報じられていた。
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