2008年07月22日

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円周率の日

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Wikipedea を見ていたら今日は「円周率の日」だそうである。
(22/7=3.14285714286...)

私はプログラマーをしていた頃、355/113を近似値に用いていた。
(355/113=3.14152920354...)
これは奇数を113355と2桁ずつ置いて末尾3桁を先頭3桁で割るので忘れにくい。
π=3.1415926535...であるからかなりの精度である。

当時のプログラマーの一人がπ=3.14とコーディングをしているのを見て驚いたが、いわゆる「ゆとり教育」の時代には何処かの偉い先生が小学生には円周率は3と教えよと言って、それがまかり通っていたと言うのだから開いた口がふさがらない。

いつから日本はこうなったのだろう。

ついでながら、日本史、世界史、人文地理や 物理、化学、生物はこのうちどれかを選択科目にすること自体間違っていると思う。

これらの基礎教育の上に各分野の教育が成り立つのである。

いま、旧帝大といわれる大学で、授業について行けない一年生を対象に、夏休みに分数や三角関数など算数を補講しているといううわさを聞く。

初等・中等教育の荒廃は大分県に限ったことではなさそうである。

私のささやかな提案は小中生の頃から「物が判るのは面白い。新しいことを知ることは楽しい。」と感じさせる教育と、野球やサッカーの選手や芸能人以外に目標になるような身近な大人、それに金儲けと出世を目指すことのほかにやりがいのある仕事を示してやることだと思う。

ソニーの創業者盛田昭夫は、晩年になって「小学生になってからの教育では遅い。」と幼児教育に力を入れていたが、私はその子の親の世代が真っ当に生活することだと思う。

子供は親の言うように育つのではなく、親の後ろ姿を見て育つのだと思う。

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今日は暑さのせいか、脱線してしまった。

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