2008年07月05日
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執筆開始
硬式飛行船に関する執筆に掛かった。
最初に「グラーフ・ツェッペリン」の世界周航を取りあげ、乗船客、乗り込んだ乗務員、運航実務、船内の様子、航行の模様などを紹介しようと思う。
次に「LZ127:グラーフ・ツェッペリン」の構想、基本計画時の制約条件、設計理念などに触れたあとで、全体形状、各部の構成、構造設計、浮揚ガス嚢と燃料ガス嚢、運転室、海図室、無線室、ギャレー、乗客区画など基本設計について考察する予定である。
さらに同飛行船の居住区やダイニング兼ラウンジ、メニューやワインリスト、カクテルパーティなど船上でのサービスを紹介する。
また、ツェッペリン飛行船の郵便業務についても触れないわけには行かない。
その辺りを記述し、大戦後ヴェルサイユ条約の制限の中でエッケナー博士らが苦労した経緯や、大西洋横断旅客飛行船の定期運航にこぎ着けるまでの足跡、「グラーフ・ツェッペリン」の主要な大飛行、および硬式飛行船の開発に携わった人達についても書いてゆく予定である。
差し当たって、乗船客・乗務員の書き始めと、飛行船の基本設計の冒頭から書き始めた。
根気よく続けてゆくつもりである。
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