2008年03月08日
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3月8日
91年前の今日、3月8日に、実用的硬式飛行船の発明家フェルディナンド・ツェッペリン伯爵が亡くなった。
享年79歳であった。
1838年8月7日、コンスタンツで生まれているので、1900年7月にボーデン湖で最初の飛行船LZ1を浮揚させた翌月に62歳になっていた。
1917年は第一次世界大戦の真っ最中で、伯爵はドイツの敗戦も知らずに亡くなっている。
その飛行船事業はLZ1の第2回飛行のレポートをフランクフルター・ツァイトゥンクに掲載した哲学者にして経済学者であったフーゴー・エッケナー博士によって引き継がれ、世界最初の航空運輸事業として発展された。
エッケナー博士だけでなく、飛行船運航会社DELAGの礎を築いたアルフレッド・コルスマン、殆ど全ての飛行船の主任設計者であったルードヴィッヒ・デューアなど人材を発掘してその人物に任せて能力を発揮させたところに伯爵の大きさを感じている。
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