2007年12月10日
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ノーベル賞授賞式
12月10日はノーベル賞授賞式が行われる日である。
スウェーデンの化学技術者の命日にあたるこの日、平和賞を除く5部門はストックホルムのコンサートホール、平和賞はオスロの市庁舎で行われる。
第1回授賞式はツェッペリン伯爵が最初の硬式飛行船「LZ1」の浮揚に成功した翌年の1901年に行われ、このときは物理学賞はW.C.レントゲン、化学賞はJ.H.ファントホフ、生理学医学賞はE.von ベーリングに授けられた。
ジフテリアと破傷風の免疫について研究を発表し、血清療法を開発した北里柴三郎は当然受賞するべきであったが、候補に留まり共同研究者のベーリングのみが受賞している。
ノーベル賞の受賞者は欧米人が多く、このことも含めて同賞に対する批判は多い。
日本人が初めて受賞したのは戦後の1949年、湯川秀樹である。
欧米以外の地域では調査がお粗末で、1974年には何とあの佐藤栄作に「平和賞」を贈ったりしている。
写真は文学賞の決定機関であるスウェーデン・アカデミーである。
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