2007年10月21日

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「QE2」到来

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先日手配していた書籍が届いた。

キャロル・サッチャー著「QE2」である。

キャロルは某国の鉄の女宰相と言われたマーガレット・サッチャーの娘である。

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写真も豊富であるが、この写真は映画俳優など有名人であるが乗船したのは先代のクィーン・エリザベスかクィーン・メリーであろう。

右上から時計回りにケーリー・グラント、グレゴリー・ペック、ヴィクター・マチュア、テネシー・ウィリアムズ、マレーネ・デートリッヒ、エリザベス・テイラー、フレッド・アステアである。

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ワーウィック船長が最後に指揮を取った航海の最後の区間に乗船することが出来た。

2003年の春、シンガポールで下船して、建造中であった「QM2」の艤装員長に就任し、初代船長となった。

このときはカロニアクラスで申し込んでいたのであるが、運良くクィーンズグリルの部屋を貰った。

「QE2」最後の航海だからであろうが、船長夫人も乗船していて、挨拶して一緒に記念写真をお願いしたことなど思い出した。

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このシドニーの写真には背景に「QM2」が写っているが、この船には特に乗ってみようとは思わない。

やはりあの居住区もエレベーターも迷路のような「QE2」は客船らしい客船であった。
ドバイで係留されてホテルシップになるそうであるが係留船では、あの船の魅力は失われてしまう。

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裏表紙の写真が海の女王の引退によくマッチしていると思う。

この本はサミュエル・キュナード卿に捧げられている。

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