2007年10月02日
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(旅の想い出:2) メキシカン・リビエラ・クルーズ(クリスタル・シンフォニー:2)
サンフランシスコ出港の翌日(8月10日)、昼前にロサンゼルス港のサンペドロ水路入り口に来た。
ここは短時間の寄港で、17時には国境の南、メキシコへ向けて出港する。
水路の右舷側には芝生や木立が見えるが、USコーストガードの基地である。
水路に沿ってカッター(巡視船)がのんびりと繋岸している。
基地の向こうは中央コンテナヤードが広がっており、その向こうにはビンセント・トーマス橋が見えている。
あの橋の向こうにクィーン・メリーが博物館・ホテルとなって繋船されているが、ここからでは見えない。
左舷側はロサンゼルスの高級住宅街、ローリングヒルズがなだらかな傾斜を見せている。
乗客は合衆国最後の寄港地に入港するのが待ちきれないようにサンデッキに上がってきている。
ここにはポートオブコールビレッジという集落があり、木造の古びた建物から「クリスタル・ハーモニー、ようこそ」とラウドスピーカーで歓迎の挨拶があり、本船からは短一声の汽笛で答礼していた。
ロサンゼルスは名古屋と姉妹都市縁組みをしているが、ここにはナゴヤウェイという通りもある。
本船はビンセント・トーマス橋の下を通って回頭し、91番バースに接岸するために戻ってきた。
L字型の繋船堀にはジュビリーが繋船していた。
ブリッジの張り出し部では3人のキャプテンが相談しながら操船している。
船首側で鬚の横顔を見せているのが名前は失念したがノルウェー人のバイス・キャプテン、その後に居るのがホルスト・キャプテン、操作盤の手前に背中を見せているのが小田デュプティ・キャプテンである。
ホルスト船長も小田船長も初めてであったがあまり印象に残っていない。
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