2007年10月01日
(旅の想い出:1) メキシカン・リビエラ・クルーズ(クリスタル・シンフォニー:1)
[キャビンから見た金門橋]
最初に乗船した本格的なクルーズ船はクリスタル・シンフォニーである。
それまで、郵船クルーズの飛鳥にばかり乗っていたが、飛鳥はベルリッツのクルーズ・ガイドブック(1997年版)でダグラス・ワード氏により5スターと評価されていた。
5スターには、クィーン・エリザベス2、ソング・オブ・フラワー、ラディソン・ダイアモンドなど10隻が名を連ねていたが、さらにその上にファイブスタープラスと評価された船が10隻あった。
シーゴッデスⅠ/Ⅱ、シーボーン・プライド/スピリットなど小型船と並んで5万トン級のクリスタル・シンフォニー/ハーモニーの名が並んでいた。
1997年8月9日(土)にサンフランシスコを出港し、ロサンゼルス、カボ・サン・ルーカス、マザトラン、シワタネホに寄港してアカプルコで下船するクルーズである。
夏の間、サンフランシスコを拠点にアラスカ氷河クルーズを往復していたが、シーズンも終わりカリブ海に移動する機会を捉えてのショート・クルーズである。
シングル料金が10%増しであったので8デッキのバルコニー付きの部屋を申し込んだ。
郵送されてきた日程表によると関空の出発ロビーに「クリスタル・シンフォニー」に8日(金)午後1時10分に集合とある。
当日、指定された時刻にカウンターに行ってここから何人行くのか訊いてみると「お客様、お一人様です。」と言う。
成田で東京から乗り込む9名の船友と添乗員に合流した。
サンフランシスコでもう1人合流して総勢11名となった。
日付変更線を越えて同日11時過ぎにサンフランシスコに着いたのでマイクロバスで市内観光で39番ピア、フィッシャーマンズワーフや金門橋を見て、マリオットホテルに泊まり、午前中自由行動で午後港に向かった。埠頭は27番ピアである。
午後まだ日の高い16時の出港である。
[サンフランシスコ湾に浮かぶアルカトラス島]
湾の中ほどに刑務所の島として有名になったアルカトラス島が見える。
現在は専ら観光ポイントになっているという。
ピアを離れ、ゴールデンゲートに向けて回頭し、先進を始めると出港間近のスカイプリンセスが居た。
背景はテレグラフヒルで、その上の煙突状の塔はコイトタワーである。
やがて金門橋の下を通って太平洋に出た。
[クリスタル・シンフォニーのサンデッキから見た金門橋]
メキシカン・リビエラ・クルーズが始まった。
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