(旧)紺碧の海

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（飛行船：４２６）　アルバム第２集（写真：第４回）　写真４　−撃墜されたＬ２１−

• Eckener
• 00:35
• カテゴリー:飛行船

［４枚目：１９１６年９月３日、カフレーで炎上墜落するＬ２１］

カフレーはロンドンの北郊、環状道路のすぐ傍の集落である。

「Ｌ２１」はツェッペリン社の製造番号「ＬＺ-６１」として１９１６年に建造され、新造時、長さ１６３．５ｍ、直径１８．７ｍであったが、建造後長さを１５ｍ延長されている。
拡張後のガス容量３５８００立方ｍ、２４０馬力のエンジンを４基装備し、速度は毎時９６ｋｍ、上昇限度は３２００ｍ、行動半径４９００ｋｍ、搭載重量１７．５トンであった。
同型に、Ｌ２０（ＬＺ-５９）、Ｌ２２（ＬＺ-６４）、Ｌ２３（ＬＺ-６６）、Ｌ２４（ＬＺ-６９）、それに陸軍のＬＺ９５（ＬＺ-６５）、ＬＺ９７（ＬＺ-６７）、ＬＺ９８（ＬＺ-６８）、ＬＺ１０１（ＬＺ-７１）、ＬＺ１０３（ＬＺ-７３）がいた。

このうちＬ２１のほか、Ｌ２２も１６３．５ｍで建造され建造後に延長されているが、その他は建造時点から１７８．５ｍで竣工している。

Ｌ２１はイギリス上空で邀撃機に撃墜された。