2007年05月24日
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(飛行船:334) 丁亥飛行船紀行(20) ボーデン湖を翔ぶ(7:杭上家屋)
ビルナウから湖岸に沿って南東、メーアスブルクの方に戻っているとウンターウールディンゲンの町が見えてきた。
街の規模にそぐわない立派なレジャーボートの係船場の左に、歩道で結ばれた杭上家屋の集落がある。
プフアールバオ博物館である。
ボーデン湖には水中杭の上に建てられた、先史時代の杭上家屋の集落が百箇所以上発見されているという。
眠っているとき外敵に襲われないように、水上に住居を構えたのであろう。
家屋相互を結ぶ歩廊が設けられ、中央にはこの地方の集落のように広場も作られている。
ミュージアムになっているのだから入場料を払えば見学することも出来る。
陸上にも塀で囲まれた建屋があるが、これも高床式で床のレベルが歩廊で繋がっており、囲いの上にも歩哨用通路が巡らされている。
集落の原形のようである。
水上の広場の片隅には壺が置かれていた。
炊事用・飲料用の水を蓄えて居たものと思われる。
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