2007年05月10日
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(飛行船:320) 丁亥飛行船紀行(6) メーアスブルク(2)
予定では10時から旧城の傍のツェッペリンミュージアムを見学することにしているが、時間が少し早いので新城の庭に上がってみた。
前にボーデン湖の広がる眺めの良い庭園である。
ボーデン湖にはフェリーが走っており、湖岸には赤い屋根の家並みが見える。
この町は斜面に出来ており、まわりは葡萄畑である。
東側を見下ろすと、我々が上陸した西のフェリー発着場と別の小さな港が見えた。
湖岸沿いにフリードリッヒスハーフェンの方に連絡しているのであろう。
ここで眺めを楽しんでからツェッペリンミュージアムに行くために旧城の方へ降りた。
すぐに小さな木の看板が見つかった。
ここはウーバン氏が個人のコレクションを展示しているミュージアムである。
正面に立つと休館札が下がっていた。
4月22日から29日まで休館である。
個人経営なので時々こんなことがあるらしい。
幸い、翌日は開館の筈なのでここは出直すことにして、領主の館であった旧城を見学することにした。
旧城の入り口はすぐそこである。
内部は領主の館であるが、騎士達の居室や武具・馬具なども展示してあり、礼拝堂も地下牢もある。
この城の一角にはドイツロマン派女流詩人、アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフが住んでいたことがあり、その居室や客間・書斎もそのまま保存されていた。
自筆の詩も幾つか展示されていたがきれいな筆跡であった。
ゆっくり、場内を見学して中庭を通って城の外に出た。
ここでも出口にはスーベニールを売っている店があった。
昼になったので新城の庭にあるオープンカフェに行ってビールと当地料理で軽く昼を済ませた。
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