2007年05月08日
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(飛行船:318) 丁亥飛行船紀行(4) スイスからドイツへ
今朝も快晴である。
爽やかに目覚めて7時過ぎに朝食を摂り、8時にチェックアウトする。
いよいよドイツへ入国である。
ボーデン湖畔のクロイツリンゲンまで走り、国境を越えてコンスタンツに入り、そこからフェリーでメーアスブルクに行く。
車の中で様子を訊くとスイスは物価が高く、生活物資をドイツに買い出しに行くそうである。
ちなみにスイスの通貨はスイスフランでユーロではない。
チューリッヒ国際空港のあるクローテンを通り過ぎて東北東に走る。
途中、熱気球を見かけた。
コンスタンツに入るとき、国境の検問は車に乗ったままフリーパスであった。
そう言えばチューリッヒ国際空港に到着したときも係官は面倒くさそうに手を振っていたので、歩行を停止することなく入国した。
コンスタンツのフェリーは頻繁に発着している。
車両甲板には積めるだけ車を積んでいる。
我々が到着したときは既に乗り込みが始まっており、待つことなくこれに乗ることが出来た。
船名は目的地の地名、MEERSBURG である。
客室内も快適そうであったが、日の当たる船尾のベンチに陣取った。
程なく出港した。
ここでもマロニエの花が満開であった。
湖面を行き合うフェリーは多い。
ここからはメーアスブルクのほか、マイナウ島行きも運航されている。
のどかな日曜日の朝のひとときである。
ドイツはスイスと違って殆ど山岳はない。
緩やかに起伏した地形の所々に森があるほかは、葡萄畑が広がっている。
穏やかな湖面を眺めていると、可愛い坊やが外来者の我々のために、船や対岸や車を説明してくれた。
ドイツ入国後最初の友人となった。
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