2007年04月06日
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(飛行船:295) ツェッペリンアルバム(写真:第173回) 写真262 −テンペルホフ飛行場−
[262枚目:テンペルホフ飛行場]
ベルリンには現在3つの国際空港があり、代表空港は市の西北にあるテーゲル空港である。
この空港の正式名称はベルリン・テーゲル・オットー・リリエンタール空港である。
この空港は1948年にベルリンが封鎖されたとき、突貫工事で49日で滑走路を建設し、連合国側からの援助物資の空輸は27万回にも及んだという。
下記のベルリン・ブランデンブルク国際空港の開設後は閉鎖される予定である。
東南に位置するシェーネフェルト空港はドイツが西と東に分かれていた頃、東ベルリン空港であったところで、現在も東欧からの便が発着していたが現在拡張工事中で、2010年にベルリン・ブランデンブルク国際空港としてリニューアルオープンするという。
そして、3つめの空港がこのテンペルホーフ空港で、現在はコミューター航空が使っているようである。
戦前はベルリンを代表する国際空港であったが、ベルリン封鎖の際はテーゲル空港とともに西側の空輸作戦の舞台にもなった。
しかし、利用者の減少に伴い運営が難しくなり、来年10月末をもって閉鎖される予定である。
この写真はドイツが世界に誇る旅客用硬式飛行船「LZ-127:グラーフ・ツェッペリン」を見るために夥しい数の人々が真上を見上げている。
飛行船の黄金時代を偲ばせる写真である。
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