2007年03月31日
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(飛行船:289) ツェッペリンアルバム(写真:第167回) 写真256 −シュレスウィッヒのグリュックスブルク城−
[256枚目:シュレスウィッヒのグリュックスブルク城]
ユトランド半島の首にあたるフレンスブルク郊外のグリュックスブルク城である。
伯爵の飛行船事業を託された後継者エッケナー博士は、この国境の街フレンスブルクで幼少期を過ごしている。
バルト海( Ostsee )から半島にくい込んだフレンスブルクフィヨルドの最奥にフレンスブルクの街があり、そこからフィヨルドに沿って3kmほど離れた低い丘陵地帯に白亜の城、グリュックスブルクの城が建っている。
1587年、当時の領主ハンス公によって建てられたものである。
フィヨルドのすぐ傍にあり、海岸には船着き場もある。
フィヨルドの対岸はデンマークである。
現在は博物館になっており、当時の織物や革加工品など民族資料のコレクションが展示されているそうである。
森に囲まれ、広大な池に囲まれた館は3階建ての3棟の建物が連接して建てられ、4隅に塔が建っている。
エッケナー少年も遊びに来たに違いない。
フレンスブルクフィヨルドはノルウェーのフィヨルドのような絶壁ではないようで、ここでエッケナーは学生時代にヨットの腕を磨いた。
彼の学位は哲学博士・経済学博士であるが最も経験豊富な飛行船運航者となった。
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