2007年03月14日

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(飛行船:272) ツェッペリンアルバム(写真:第150回) 写真239 −オーバーアマガウ−

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[239枚目:オーバーアマガウ]

ミュンヒェンから列車で約1時間、ムルナウで乗り換えてさらに40分のアルプスに囲まれたオーバーアマガウは、10年に一度村人総出でキリスト受難劇 (Passionspielen) を上演することで名高い。

1632年にペストが猛威をふるったがオーバーアマガウでは被害は奇跡的に少なかった。

それを神に感謝して、1634年以来360年以上も受難劇を上演し続けている。

制作も出演もすべて村人で行われる。

次の上演は2010年である。

写真の左上から来た鉄道はアマー川手前の駅が終点で、バーンホフ通りに沿って橋を渡り左に折れると写真上中央のキリスト受難劇場に出る。

この町には郷土博物館のほか、町はずれにヘンゼルとグレーテルの家や7匹の子やぎの家、赤ずきんの家がある。民家の外壁にそれぞれの物語が描かれているので住民に迷惑を掛けないように外からそっと見学したい。

また、この町は様々な木彫職人が暮らしており、木彫学校もある。


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