2007年02月25日
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(飛行船:255) ツェッペリンアルバム(写真:第133回) 写真211〜213 −カイロ(その2)−
[211枚目:ヘルワン近郊のナイル川]
この写真はカイロの少し上流、ナイルデルタの扇の要にあたるヘルワン近くのナイル川である。
川幅が狭いので支流かもしれない。
川向こうの農地に落とした大型飛行船の影はさすがに大きい。
[212枚目:椰子の植林に囲まれた村]
上の写真と同じくナイル川流域の村と思われる。
村の周囲にはナツメヤシが整然と植林されており、その中央右に「グラーフ・ツェッペリン」の影が投影されている。
[213枚目:カイロ北西のナイルダム]
カイロ市内に設けられたナイルダムである。
エジプトのナイル川流域は、毎年のように雨期に洪水に襲われていた。
この洪水によって地味が肥沃になったとも言われているが農耕者にとっては災害であった。
しかし、洪水の後始末をするために測量技術や幾何学が発達したとも言われている。
このダムは平野部の町中にあり、水位が上昇した場合、超過水量をバイパスに導くことを目的としたものであろう。
有名なアスワンハイダムはここから数百kmも上流である。
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