2007年02月22日
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(飛行船:252) ツェッペリンアルバム(写真:第130回) 写真205〜207 −モスクワ−
[205枚目:モスクワの慈善教会]
1929年の世界周航のときにモスクワ上空を飛行する筈であったが、天候不良のため北に迂回してモスクワで待ちわびる人達を失望させたことを気にしていたエッケナー博士は1930年9月9日8時4分にフリードリッヒスハーフェンを出発してモスクワに向かった。
途中、ディリンゲン・ニュルンベルク(10時23分)・バイロイト・ホーフ・プラウエン・ライヒェンバッハ(12時2分)・ツヴィッカウ・デーベルン・フランクフルト(オーデル、14時27分)シュナイデミュール・マリーエンブルク・エルビング・ケーニッヒスベルク(19時37分)・ラビアウ・ティルシット・デューナブルク(リトアニア)・ニェンイェット(ロシア)を経て、ライェバに9月10日1時50分に到達した。
中央ヨーロッパ時間の7時50分、東ヨーロッパ時間で9時に「グラーフ・ツェッペリン」はモスクワ上空に姿を現し、ソビエト連邦の首都上空を2時間にわたり、高度150mで飛行した。
上の写真はモスクワの慈善教会の写真である。
[206枚目:モスクワ河畔のクレムリン]
モスクワ川の傍に立つクレムリン宮殿である。
モスクワ川もフランスのセーヌや北海道の石狩川のように蛇行している(石狩川はバイパスで直線化され、取り残された部分は旧石狩川と呼ばれているようである)。
広場にも川沿いの通りにも殆ど人影は見られない。
[207枚目:クレムリン広場]
上の写真の右側から撮ったものである。
モスクワ川は左に蛇行し、中央上のクレムリン広場にクレムリンのシンボルである教会の尖塔が見える。
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