2007年02月14日
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(飛行船:244) ツェッペリンアルバム(写真:第122回) 写真193 ーレシフェ−
[193枚目:レシフェ]
この写真は南米大陸が大西洋の中に突きだしている東端部近くの町、レシフェである。
「グラーフ・ツェッペリン」が南米に定期運航していた頃は大西洋を渡った場所の中継点としてこの街の郊外に着陸していた。
バラック兵舎のような建物に宿泊したがマラリアなど衛生環境の劣悪なところでキニーネ水で割ったジンを飲むのに未開封の瓶しか飲めなかったという。
もちろん寝床には蚊帳が必要であった。
稀にレシフェとペルナンブコを同義語のように話す人がいるが、レシフェはブラジル・ペルナンブコ州の州都であり、現在は人工約135万人のブラジル8番目の都市である。
町は3つの島からなり、古い建築物、運河、橋が多くブラジルのベニスと喩えられることもある。
17世紀にオランダ人が開いたオリンダの外港であった。
現在、ユネスコの世界遺産にも指定されているが、サーファーが鮫に襲われたこともあり、最近は在レシフェ日本総領事館から治安悪化に伴う安全の手引きも出されている。
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