2006年12月04日
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(飛行船:175) ツェッペリンアルバム(写真:第55回) 写真73 −LZ127 組立状況−
[73枚目:建造中のフレームワーク]
この写真ではこの飛行船の形状に合わせた特別に周到に準備された架台が示されている。
一番手前の補助リング、それに隣接するメインリング、さらにそれに続く2本の補助リング、そして次のメインリングまで飛行船の外形図面にあわせて精確に作られた架台に副ってリングが1本づつ立てられ、すぐに30本近い縦通材で既設部分と固着して骨格を組み立てている様子が判る。
この架台を正確に作ったとしても位置決めに誤差があれば歪な飛行船が出来上がる。
そしてこのような工業製品には必ず誤差が含まれるものである(寸法誤差、加工誤差、角度誤差、測定誤差・・・)。
「LZ-127:グラーフ・ツェッペリン」の長さは232.8mであったのか236.6mであったのか出来上がった寸法は誰も知らない。
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