2006年12月03日
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冬の瀬戸内海ドライブ
今年も12月になり、残すところ少なくなった。
来週は「飛鳥Ⅱ」のクリスマスワンナイトクルーズに乗るし、大晦日は淡水で迎えるつもりなので、週末は近場の温泉に浸かりに行ってきた。
山口県周防大島町の片添ヶ浜のサンシャインサザンセトである。
大島郡であるが平成の大合併で1郡1町になった。
以前の大島町、久賀町、橘町、東和町が合併したのである。
地図や海図上の島の名前は屋代島であるが長州のひとは大島と言う。
ここは島ながら温泉が沸く。
片添ヶ浜のほか、竜崎温泉と言うのもある。
広島県の呉に合併された倉橋島にも温泉があるという。
昨夜は篝火を焚いていたこの浜を眺めるレストランで新鮮な魚を食べ地酒の燗酒を飲んだ。
面白かったのは茶碗蒸しであった。
蟹の身と蟹みそが入っていた。
今朝はさわやかに晴れてホテル貸し出しの釣り竿で釣りを楽しむ人がいた。
温泉も良かった。
大浴場の浴槽には柑橘類の皮が浮かべてあった。
大浴場も良いが、露天浴場はさらに良かった。
現地に着いた頃はかなり吹いていた風も治まり、雲もなく満点の星を眺めながら一人で温泉を楽しんでいた。
今朝はホテルをチェックアウトしたあと、さらに屋代島の東端近くにある陸奥記念館まで足を伸ばした。
ここには戦後引き上げられた戦艦「陸奥」の推進器や艦首部分、それに主錨などが展示してある。
記念館に隣接して野営場があるが、そこに廃艇となった救難飛行艇PS1が展示されている。
近くの岩国基地に配属になっていた艇である。
周りに植え込みが茂っていてなかなか良いアングルが見つからない。
やっと艇首底部の日本製飛行艇特有の波抑え板を撮って見た。
良い週末であった。
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