2006年11月30日
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(飛行船:170) ツェッペリンアルバム(写真:第50回) 写真68 −ロサンゼルス号のガス嚢引き込み−
[68枚目:「LZ-126」のガス嚢引き込み]
「LZ-126:ロサンゼルス」のガス嚢を出来上がったフレームに引き入れている珍しい写真である。
船体内部のリングフレームが並んでいる。
本船では写真で見るように3リング毎に主リングを配し、その間に補助リングが配置されている。
このアルバムでは「LZ-126」では4フレーム毎に主フレームを配置し、その間のリングは補強材のない補助リングであり、「LZ-127」では均等になっていると解説してあるが写真で見る限りどちらも3リング毎に補強の入った主フレームの様に見える。
リングは船首から船尾材まで配置され、縦通材と結合されている。
そのリングを構成する桁は投入する資材量でより強度を持たせるために軽合金を三角断面に組んであるのが判る。
縦通路はこの「LZ-126」では底部に一つ、側方に2本の側通路(エンジンゴンドラに通じる)を設けていたが「LZ-127」では、それに加えて中央通路が追加され、さらに横方向の細い通り抜けも設けられた。
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