2006年11月17日
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(飛行船:154) 日本飛行船のツェッペリンNT
今日、出島に日本飛行船のツェッペリンNT(JA101Z)が飛来した。
街に出て2,3件片づけてドイツ語の講座までの間にタクシーを走らせて出島に急いだ。
近付くと既に着陸していた。
途中タクシーの中で爆音を聞いたのがこれだったに違いない。
情報では別の企業の宣伝飛行と聞いていたがJTBであった。
それにしても「高くな〜い!学生旅行」という品のないコピーしかなかったのであろうか?
タクシーを捨てて近付くと、海からの南風を受けて船首正面から午後の陽を浴びていたがだんだん風が西寄りに変わり、左舷に日差しを受けるように船尾を東に振っていた。
飛行中のNTを撮ろうと一眼レフには望遠ズームを付けていたので堤防までさがったがファインダーからはみ出してしまう。
仕方なくサブカメラのコンタックスを併用して2〜30駒撮影した。
ゴンドラの中では2〜3人作業をしており、ゴンドラからモビルマストカーへ電線が仮設されてテストか調整を行っている様子であった。
このゴンドラには乗員2名、乗客12名を載せることが出来る。
搭乗時にはバラスト調整のため体重を申告しなければならない。
垂直尾翼の上端に慎ましく「JA101Z」と登録符字が書かれているのが見える。
十字型尾翼にすると下部垂直尾翼が接地時の邪魔になるので逆Y字にまとめられている。
尾翼後部のエンベロープに「NYK LOGISTICS」のロゴが見える。
船尾のプロペラは2つあるがエンジンは200馬力1基を切り替えて使う。
中心線上のプロペラは水平から垂直までティルト可能である。
サイドプロペラは定点旋回などに使用可能である。
手前の地上にガスボンベが見える。
急いで街まで帰ろうと思ったがタクシーを拾えるところまで20分も歩いたので講座には遅刻してしまった。
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