2006年11月24日
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(飛行船:163) ツェッペリンアルバム( Appendix Ⅱ ) 「LZ-127」の配置図(1)
ツェッペリンアルバムの写真も第1部の大戦前、第2部の一次大戦中、第3部の一次大戦後のあと、70枚目から「LZ-127:グラーフ・ツェッペリン」の写真が登場する。
第4部は建造中の「LZ-127」や内部構造のディテール、第5部は船内設備、第6部は運航業務と続き、第7部に「LZ-126:ロサンゼルス」の渡米飛行を挟んで第8部「LZ-127」のアメリカ飛行、第9部スペイン飛行のあと第10部の世界周航へと続く。
さらに第11部:英国飛行、第12部:南米飛行、第13部:モスクワ飛行、第14部:エジプト飛行と続き巻末には飛行船から見たドイツ国内各地の写真が30枚近く収められている。
このアルバムには写真のほか「LZ-127」の一般配置図やアコモデーションプランなどの図面、飛行船の要目表などのデータも掲載されている。
ここでは縦横断面図から「LZ-127:グラーフ・ツェッペリン」を紹介する。
飛行船先端の "Mastfesselgeschirr" とあるのは直訳すればマスト繋留装置で、いわゆるノーズコーンのことである。
主船体前下部の "Fahrgast-und Fuehrergondel" は乗客・司令ゴンドラで、その下に見える半球状の突起 "Gondelpuffer" はゴンドラが接地する際の緩衝器である。
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