2006年11月27日
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(飛行船:166) ツェッペリンアルバム( Appendix Ⅴ ) 「LZ-127」の配置図(4)
さらに船尾側に移動する。
今回は後部エンジンゴンドラの前後である。
後部エンジンゴンドラは95ステーションの位置にある。
第2、第3エンジンである。
船の場合、部屋の番号も機関も右舷側が奇数番、左舷が偶数番と決まっているが、この飛行船には型番の同じエンジンが5基装備されており、1番は50ステーションのセンターライン上にあるので右舷側が2番エンジン、左舷側が3番エンジンと、順に符番したのであろうか、それとも混乱を避けるために左舷を2番にしたのであろうか?
125ステーションの前部エンジンもこれに合わせて符番されたものであろう。
95ステーションの船底から中央通路まで上がって描かれているのは換気筒である。
80ステーションの中央通路上には気圧によって開閉する弁が見える。
その真上にはガス排気弁がある。
これは飛行船が高度を上げ、外気圧が低くなると浮揚ガス嚢が膨張するため水素のガス圧を調整するための仕組みである。
同じ80ステーションの船底部には貨物室が見える。
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