2006年10月17日
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(飛行船:118) ツェッペリンアルバム(写真:第7回) 写真13〜15 −LZ5−
[13枚目:ゲッピンゲンにおけるLZ 5 1909]
「ツェッペリン飛行船製造会社( Luftschiffbau Zeppelin G.m.b.H.)」として建造された第1号が「LZ-5」であった。
全長136m、105馬力ダイムラー・エンジンを2基搭載していた。
陸軍に納入されて「Z Ⅱ」と命名されたが1909年5月29日にフリードリッヒスハーフェンからベルリンを目指して飛び立ったがデッサウの南、ビッターフェルトの高地で立木に衝突して破損してしまった。
船体は中破したがこのときはフリードリッヒスハーフェンまで帰投している(6月2日)。
[14枚目:同じくゲッピンゲンにおけるLZ 5 1909]
これは上の写真とともにフリードリッヒスハーフェンへの帰途、ゲッピンゲンで撮影されたものと思われる。
[15枚目:ヴァイルブルクのおける陸軍飛行船 Z II 1910]
1910年4月24日、今度はフランクフルトの近郊ヴァイルブルクで墜落してしまった。
ツェッペリン飛行船製造から指導員はついていたと思われるが陸軍の不慣れな操船要員の技量不足が原因ではないかと推定している。
後にエッケナー博士がナチに追放されたあと後任の社長になったレーマン船長も「LZ-129:ヒンデンブルク」をナチのプロパガンダ飛行に離陸させる際、操船ミスで下部垂直安定板を損傷させてエッケナーに酷く叱られている。
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