(旧)紺碧の海

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（ブレーメンとオイローパ：２４） ツェッペリンから見た「オイローパ」

• bremen
• 06:53
• カテゴリー:ﾌﾞﾚｰﾒﾝとｵｲﾛｰﾊﾟ

ブレーメルハーフェンの埠頭に接岸する「オイローパ」のこの写真は上空を往く飛行船から撮影されたものである。

「ツェッペリン世界一周飛行」のアルバムにある写真の２５２号という整理番号がついているが何時、どの飛行船から撮影されたものかというメモはついていない。

「オイローパ」はブローム＆フォスのハンブルク造船所で建造され、ブレーメンのＡ．Ｇ．ヴェザー造船所で建造された「ブレーメン」と同時に１９２９年に就航する予定であったが艤装工事中に出火し、就航が１年遅れてしまった。

飛行船ＬＺ-１２７「グラーフ・ツェッペリン」は１９２８年７月９日、伯爵の９０歳の誕生日に命名され、初飛行は９月１８日であった。

おそらくこの写真は「グラーフ・ツェッペリン」から撮られたと思われるが、ＬＺ-１２９「ヒンデンブルク」は１９３６年３月に完成しているから同船から撮られた可能性も否定できない。

それにしてもこの船はどこから見ても堂々とした船容である。