2006年08月22日

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(寄港地:28) フィラ(サントリーニ/ティラ島)

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ミコノス島と同じくキクラデス諸島の島、サントリーニ島はギリシャではティラ島と呼ばれている。

紀元前3000年頃からミノア人達が住んでいたといわれる。
火山島で何度も噴火を繰り返しているが、特に紀元前1500年頃に起きた大噴火で島の中央部が陥没し、ほぼ今の形になった。

何度目かの噴火で火口原ならぬ海の中から出現した火口のあるネア・カメニ、パレア・カメニの両島には海に硫黄の湧き出す温泉も湧いている。

上の写真でネア・カメニ島の向こうに見えるティラシア島も外輪山の一部で以前はサントリーニ島と続いていた。

島の首都は絶壁の上に立つフィラの街であるが、ここも1956年の噴火で崩壊しその後再建されている。

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フィラの崖下にはオールドポートがあり、テレフェリックというゴンドラリフトが出来るまでは580段の階段を歩いて登らなければならなかった。
今は観光用にロバが居り、サントリーニタクシーなどと言われている。

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サントリーニではフィラでも島の北端のイアの街でも何処を撮っても絵になる。

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ホテルもレストランも素晴らしく眺めが良い。
それぞれに工夫してテラスを作り、そこにテーブルとパラソルを出して海風を浴びながら食事をしたりお茶の時間を楽しんでいる。
ホテルではそこにプールを作りデッキチェアを置いて身体にオリーブオイルを塗って日光浴をしている人もいる。

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テレフェリックはケーブルカーというがロープウェイの小型ゴンドラを6基連結したようなものである。
その勾配が尋常でなく急なのでちょっとスリルが味わえる。

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下のオールドポートに降り立ったときはみな、やれやれという顔をしていた。

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本船から迎えに来たテンダーから、オールドポートの石段を見上げてみた。
これをロバの背で登るには元気と根性が要りそうである。

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沖合から眺めた絶壁である。
ヨットがのんびり浮かんでいた。

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