2006年08月12日
昨日・今日、想うことども
昨日から休暇をとった人も多い様で、今日は全国的に交通渋滞に巻き込まれていると報じられている。
各方面の新幹線、自動車道路は終日混乱が続くようである。
航空機はイギリスで実行直前に検挙された同時多発ジェットライナーテロの影響で搭乗手荷物のチェックが厳しく渋滞に追い打ちを掛けているようである。
昨朝、当地は良い天気であったが昼頃から雷鳴が聞こえはじめ、間もなく黒雲に覆われて落雷がひどかったようである。
たまたまJは空路上京するため昼前に空港に向かったが、雷のため予定時刻になっても搭乗できないと携帯メールがぼやいていた。
朝刊によると県内で落雷のため3万世帯以上で停電があったようである。
今朝のTVニュースでは漁船に落雷して火柱が上がったと伝えていた。
今日も全国的に落雷注意報が発令されている。
水の事故も多発している。
何事もなく夏が終わればいいと願っている。
見出しの写真は昨日手元に届いた海外クルーズ雑誌の8月号の「Ship of the Month」から転載したものである。
この姿で『アメリカのプライド』はないだろうと思う。
最近の大型クルーズ船はティッシュボックス型と言われているが、これほど醜悪な船は見たことがない。
船尾のない船は珍しくなくなったが、この船は船首もない。
とにかく上部構造を積み上げられるだけ積み上げたもののようである。
設計哲学もデザインポリシーも恥ずかしくてどこかに身を潜めてしまったに違いない。
乗客定員が2000人を越える船に乗ろうとは思わないが、スタークルーズ傘下のNCLアメリカでなければこんな船は造らないと思う。
1000を越えるキャビン、そのうちの800近くにバルコニーを、どうしても載せたかったのであろう。
昔、航空工学の権威であった某教授が醜怪な飛行機の写真を見て「このようなものが空を飛んではなりません」と宣ったと聞いたことを想い出した。
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